自分のスキルを生かして活躍を

総合技術情報部

鈴木 大貴さん

入社年 2016年
岩手県矢巾町出身

メッセージ

科学者になることが夢

地元での就職先を探しているときに、いおう化学研究所が求人を出していることを父から聞きました。岩手県工学界の大先生でもある当研究所の社長・森邦夫のことは、同業種に働く私の父も知っていて、父から社長の人柄や会社の業務内容、業績などについて教えてもらいました。
そんな話を聞き、HPを見たりしているうちに、小学生のころから科学者になることが夢だったこともあり、当研究所に魅力を感じ、入社しました。

課題を一つひとつ解決していくことに働きがい

現在、私は材料の表面を分析する装置(XPS)によって出てきた結果を、解析するソフトを開発しています。従来、XPSの結果の解釈は、この作業に熟練した作業者が行う必要があり、作業者の主観の介入や作業者にかかる負担などが課題とされていました。これについて、解析を定量化したり、作業者の負担を減らしたりすることが私の業務内容です。
業務内容の達成に向けて、課題を一つひとつ解決していくことに働きがいを感じます。今後は、作業に熟練していない人がシステムを使えるようになったり、今まで解析業務に縛られていた作業者がその時間を別の作業に充てられるようになったりするのを見たときに、大きな働きがいを感じると思います。

これまで培ってきた能力を存分に発揮できる環境

当研究所はどんな人でも自分のスキルを生かせることが魅力です。文字通り、化学の会社ですが、ほとんどの従業員はもともと化学に精通している人ではありません。実際、当研究所に入社する前は主婦だったという従業員の割合が最も多いです。私自身も学生時代は電気情報系を専攻し、最初の就職はシステムエンジニアでした。
そのような社員構成でも、手際よく実験を進められる社員、雄弁に説明ができる社員、結果の考察ができる社員、和やかな雰囲気を作れる社員、機械に強い社員、ソフトに強い社員…など挙げれば際限がありません。それまで様々な背景で培ってきた能力を存分に発揮できる環境が整っていますし、それは皆が謙虚だからこそ成し得ることができる、当研究所ならでは、の魅力です。

企業情報

業種

その他製造

事業分野

発足当時はいおう化合物に関する研究開発及び得られた成果の事業化が中心でしたが、現在は世界に先駆けて分子接合技術の概念の構築、概念を実証するための発明とその事業化行い、ICタグの製造技術、PIのめっき配線は事業化しました。
続いて4G対応の配線基板、半導体の加工技術、半導体装置の部材、自動車部品の製造技術などが事業化されようとしています。
最近は別分野に注力し、熱測定装置の開発及び販売、続いて省エネルギーや低炭素社会の構築に欠かせない低炭素材料(セラポリミクス)の開発、材料や部品・製品の加工組立に欠かせない分析技術のAI化に取り組んでいます。
さらに、将来は天地融合概念の構築と具体的製品の発明を世に出したいと思っています。

会社の強み

・新概念による物造(素材、部材及び製品)、時代にマッチした素材や製品を安価で迅速に製造する技術。同時に同概念は従来の素技術を集約化・統一化しているので競争力のある製品が作れます。20世紀の物造には系統的・合理的理論性が欠如していましたが、新概念ではこの点の解消がなされています。
・新概念とは分子接合技術(万能技術)、セラポリミクス複合化技術、XPS装置のAIソフト化、正確迅速熱抵抗値測定装置システム、熱抵抗値低減剤、天地融合による半導体素子の簡素化製造です。
・20世紀の技術の課題、過ちを正した科学的合理性、省力化及び大気の温度上昇の阻止などに配慮した物造技術です。
・7.5時間労働と6時間労働の正社員制度(本給:公務員相当、ボーナス:4月/年保証+α)と残業なしの経営方針。

会社概要

会社名 株式会社いおう化学研究所
所在地 〒020-0066 岩手県盛岡市上田四丁目3-5 盛岡市産学官連携研究センター
設立年 2007年
代表者 代表取締役社長 森 邦夫
資本金 1,000万円
従業員数 役員 3名、社員 16名
電話番号 019-601-2610
URL https://www.scl-inc.jp/
SNS
最終更新日:2023年9月15日

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