女性が安心して働ける職場づくり


千葉さん:右から2人目

板金製造課 組付け係

千葉 菜々さん

入社年 2018年
岩手県一関市出身

メッセージ

高校の先生の紹介でこの会社のことを知りました。全く知識がなかったのでパンフレットを見たり、インターネットで調べて、女性社員が火花を散らしながら溶接している写真を見つけ、格好いいなと思ったのが入社のきっかけでした。その後会社を見学させていただいて、女性社員が溶接作業をしている姿を実際に間近に見て、私もあんな風に仕事ができたら、やりがいを感じられるだろうなと思いました。大きい製品があったり、量が多かったりして不安な部分もありましたが、10年間続けたソフトボールで鍛えてきたことが生かせると思い、この会社を志望しました。

 

現在は板金組付けグループで、主にスポット溶接を担当しています。日々先輩に教わりながら、加工できる製品の種類を増やしているところです。最近では、この部署で働きたいと思うきっかけにもなった、TIG溶接にも挑戦しています。はじめは機械のセット、設定、準備など全て先輩にやっていただき、私は教わったように加工するだけでした。しかし今では自分で全て行います。最後まで適切な加工ができた時には、達成感を味わえます。少しずつ製品の良し悪しがわかるようになってきて、自分で手直しをして良い製品が完成した時には、やりがいを感じます。溶接は奥が深いので今の部署で働くことが出来て良かったと思っています。

 

プレス加工、板金加工と聞くと女性が働いているイメージはあまり持てないと思います。しかし、我が社では現場で働く女性が多く、社長をはじめ職場の方々はとても明るく、話しやすいですし、気軽に相談にものっていただけます。

若い女性が未来を見据えて会社を選択する時、気になるのは長く勤められるかだと思います。我が社は子育て支援制度が充実しており、女性でも長く勤められる環境が整っているので心配はいりません。また、体力に自信が無いという方でも、簡単の手元の作業もあるので十分会社に貢献できます。細かい作業をする際や職場の雰囲気づくりを考えた時、女性の存在は大事です。私はこれから多分野に対応できる社員になり、女性でも現場で活躍できることを示していきたいと考えています。女性の皆さん、既成概念にとらわれず、是非我が社に入社してほしいと思います。

企業情報

業種

金属・鉄鋼・非鉄

事業分野

自動車用金属部品の製造及び一般住設備の金属部品の製造
各種金属プレス加工および精密板金・溶接加工、プレス金型製作

高精度を実現する設備機器と高い加工技術で、精密部品から大型部品まで多方面の業種の金属プレス加工に対応している。試作から多品種・小ロット、量産まで幅広く対応している。事業分野別指針における規模は中規模に該当する。

会社の強み

平成17年10月に、自動車部品の生産に特化した前沢工場を立ち上げ、トヨタ生産方式(QCD:品質、コスト、デリバリー)を学ぶ社員教育に注力し、特にも職制教育では、三河地区の大型プレス系二次メーカーに協力を得て幹部社員の出向を実施する等で「ものづくりは人づくり」と言われるトヨタの生産哲学の理解と修得に努めた。
これらの取り組みにより、自動車関連部品の受注も徐々に難易度の高いものも増え、平成23年には東北地区単独生産の「アクア」の部品受注で、大手部品メーカー数社から引き合いを頂き、東北の地場企業では初となる中型プレス機(400tプレス機)の導入と併せ社員数も倍に増員することとなった。しかし、量産だけではなかなか付加価値をあげることが出来ず、次の課題となる生産準備体制の確立が大きな課題となった。その対応のために平成24年、生産技術を集約した工場を新設し(藤沢工場)設計·金型製作·試作のトライまでの生産準備の整備に努めてきた。設計者の育成や金型製作の育成は簡単な道のりではなかったが、外部講習や研修を重ね、高付加価値の設計·金型製作試作までを完結することができ営業利益に貢献することが出来るようになった。以上から当社の強みは金型の設計から製作·量産まで一貫で製作できる体制である。競合他社に於いても、同じように品質·コスト·納期の対応に苦慮し、自動車部品への参入を断念する企業も多くみらるがその点を当社は克服した。今後の課題としては納期短縮·原価低減を見直し、改善する取り組みを進めていく。

会社概要

会社名 株式会社長島製作所
所在地 〒021-0822 岩手県一関市東台14-34
設立年 1976年
代表者 代表取締役社長 新宮 由紀子
資本金 2,000万円
従業員数 140名
電話番号 0191-23-3850
URL https://www.nagashima-mfg.com/
SNS Facebook
最終更新日:2022年12月02日

閲覧履歴